実績
独自の進化を積み重ねてきた
美光技研ならではのテクノロジー
美光技研のものづくり
研磨加工は本来、キズを消すことが目的であり、
意匠としての認識は持たれていませんでした。
創業期に金属を刃物でカットする際にできる流麗な円弧に着目し、
それを柄にまで昇華しようと考え試行錯誤を繰り返し、
オリジナリティあふれる金属模様を誕生させました。
デザイン研磨の魅力
培った知見と最新技術で、「浮き出る光」「流れる光」「金属を透過する光」「曲がる光」「彩る光」など、多彩な“光”をえがきだします。
素材感
素材そのものを物理的に削るため素材本来の良さを出すことができます
立体感
微細な凹凸が反射することで平面でも立体的な表現が可能です
躍動感
光や人の位置が変化することで柄に動きが加わります
審美性
光の線が煌びやかで人目を惹きつける美しさを演出します
希少性
世界的に見ても唯一無二の特殊な加工で差別化を図れます
視認性
遠くから見てもキラリと光ることでアイキャッチになります
再現性
同一条件で加工するため差異が少なく量産性があります
事例
身のまわりのあらゆるところで、美光技研の技術が活用されています。
「高級車用コンソールパネル」
アルミ板に10φのスピンラインを4.5ピッチで1本1本正確に引くことで、スピン目の上半分だけが見えるように整列させて上書きしています。1本ずつしか加工ができない高級意匠です。グレーの色合いも加わることで車内の空間が一気に引き締まり、自動車の内装パーツとしての高級感を演出します。
「フロアマットエンブレム」
表面は樹脂コーティングがしてありますが、内部にもアルミ板が埋め込まれています。スピンラインをウェーブさせて重ねることで不思議な立体感を出し、ブラウンとブラックの色に文字の切削が入り足元でも十分に存在感を発揮します。
「カメラのレンズカバー」
レンズカバーのパーツとしてカメラの一部分にスピン研磨仕上げを施すことで、その部分がキラリと光り目線を惹きつけ製品全体のバランスも良くなります。
「ゲーム機パーツ」
ゲーム機の裏側にアルミのリングスピンがはめ込んであり、ロゴを引き立たせています。このように世界中に出荷されていた大量生産品でも数量対応可能です。
「ギターパーツ」
ネームプレートとして抜き出した切り文字にも縦方向にスピンラインを入れ、ゴールドのアルマイトを施すことで金色の陰影が入ります。0.1tの極薄のアルミをシールにして貼り付けることで、クリア塗装を行うと埋め込んだように見えます。
「キッチンパネル」
斜めにスピンラインを行うことで、繋ぎ部分が気にならないように。大きめのスピンラインで動きが大きくなります。
「ブランド店舗」
クロスのヘアラインを行うことで落ち着いた雰囲気に。ダークブラウンに発色させた、ステンレスパネルとの相性も良好です。
「ブランドオブジェ」
金属でできた巨大クリスマスツリーのリングの部分に、ウロコスピンのアルミシールを使用。円状でループしていて光の当たり方が変わるのでキラキラ感が増しています。
「外装パネル/建材」
パネルの上の方はバイブレーション加工で白っぽくして目線を隠し、パネルの下の方は鏡面加工で空間を広く演出できます。
「表札」
ステンレスのヘアラインをレンガ調に見せることで、壁面との親和性がアップします。
「オーディオパネル」
背景にヘアラインを入れて落ち着いた高級感をだし、スピン仕上げを5個重ねることによりCD5枚チェンジャーを表現しています。
「円筒ブリキ缶」
S字にスピンラインを施して、筒状にラインが曲がる光を表現。ゴールドのオフセット印刷との組み合わせです。
「チョコレート缶」
蓋と容器の両方にS字のスピンラインを施したブリキ缶。40年以上前から使用されていたベストセラーです。
「ゴルフクラブ銘板」
ゴルフクラブのアイアンの内側にもスピン仕上げ。ステンレスのプレートが貼り付けてあり、金属を盛るメターテックとの組み合わせです。
「ホイールパーツ」
ホイールのような大きなサイズでもスピン仕上げを施すことが可能です。最大で約700φまで可能です。
「コンソールパネル」
印刷柄の背景としてオーバーラップスピン加工。下地として研磨柄を使用することで、波のように動く風合いだけを見せます。この動きを表現するのは、デザイン研磨ならではの特徴です。
「トラックパネル」
魚のウロコのようなスピン仕上げがアートトラックで人気。デコトラの時代から継続して根強いファンがいる加飾です。